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2014.12.11 Thursday | category:-
超10医療 〜田中眞治医師の寄稿〜
2013.05.27 Monday | category:超10医療
30年以内に60%の確率で南海トラフ大地震が発生し、地震の揺れの後に太平洋岸には10分以内に瀬戸内側には2時間以内に津波が押し寄せます。四国の各県では2013年3月に発表された内閣府の第2次報告を元に対策を立て県民に公表しはじめています。高知県ではこれまでに津波避難空間の整備計画(津波避難タワー117 避難場所1354 整備 2013年2月時点)で死者予想53000人を42000人に減らすことができる、津波からの早期避難率を100%目指すことによりさらに被害を減らすこと等を目指しています。また負傷者36000人のうち20000人が重症で発生翌日までに人口75万人のうちの6割、45万1000人が避難すると推計しています。
徳島県では地震発生から6分で徳島南部に20数mの津波が押し寄せ、最大予想死者数は31000人と発表されています。地震発生後10分以内に避難すること、耐震化率79%を100%にすることなどを目指しています。
愛媛は地震津波予想を5月末、建物人的被害を8月、経済被害を10月にまとめるとしておりその発表には慎重となっています。伊方原発を抱えているために対応方針の発表には四国の中では一番慎重になっているのではと推察されます。それでも内閣府の発表では愛媛県人口の38%にあたる54万人が避難すると予想されています。
さて香川県には2時間以内に3−4mの津波が押し寄せ、冬の深夜で早期避難が困難な場合を想定すると最大で3500人の死者と23000人の負傷者、22万人の避難者数が予想されています。
このような想像を絶する数字を前にして私たちはどのような準備を行えばいいのでしょうか。東日本大震災の教訓を今こそいかすべき時です。香川県では地震のゆれが治まったら2時間以内に4メートル以上のところに100%の県民が避難できる計画を今、作ること。そして、自分で避難できない人も含めて避難する訓練を日常的に行うこと。瀬戸内海沿岸には最初の津波が地震発生から2時間後に到達した後、その後も何時間にも渡って津波が連続的に押し寄せることが予想されています。
1日目を生き延びた後は傷病者や要介護者、孤立者などの手当、介護などに組織された多くのボランティアが関われるよう今から準備が必要です。
定年を迎えて目標を定めきれていない団塊の世代の皆さんが来るべき大地震の到来に向けてその豊富な経験を生かすことができるよう私も医療介護の専門家として何かお役に立ちたいと思っています。