超10blog香川県では、「超10(長寿)運動」=「健康で元気に長生きしよう運動」を、県民が力を合わせて実施します!

cho10.jp

超10ストア!

検索

カレンダー

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2009 >>

最新記事

カテゴリー

過去の記事

RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM

スポンサーサイト

2014.12.11 Thursday | category:-

一定期間更新がないため広告を表示しています

-

寄稿 〜田中眞治先生より vol.6〜

2009.06.24 Wednesday | category:-

  これから少しづつ香川県の健康度について病気の面から見ていきたいと思います。まず糖尿病です。

 人口10万人あたり徳島18.0大分15.2富山14.5香川14.3人が糖尿病が原因で死亡しています。(総務省統計局 『社会・人口統計体系』 (2008)調べ)

 

 徳島県と香川県は糖尿病に関しては全国の中でもワースト1位と4位という位置です。同じ統計から高血圧による死亡を見ると徳島3位、香川県16位という結果です。特に糖尿病についての対策が必要です。糖尿病の発症については遺伝要因と環境要因があり、環境要因では栄養過多、運動不足などによる肥満が関係していると言われています。遺伝についてはここでは十分な検討が困難ですので、香川県民の栄養や食事、そして運動や肥満度について検討してみたいと思います。

 

 香川県と言えばうどんです。年間世帯あたり生うどん・そば購入額7929円で全国1位、(2位は群馬県5219円)乾うどん・そば購入額7600円で全国2位(1位は秋田県8069円)そば・うどん食事代12206円で1位(2位は栃木県9041円)ですから合計すると香川県民は麺類に世帯で平均27735円使っていて圧倒的に全国1位です。うどん1玉が100円とすると1人世帯で年間270玉なので週に5玉食べているという計算になります。昼は毎日うどん屋で2玉食べている人が多いのをよく知っている私にとっては大して驚かない数字ですが、さぬきから遠い人にとってはとても信じられない数字かも知れません。

 私もさぬきの人間ですからうどんは大好きです。「ケーキは別腹」という女性専用の言葉がありますが、さぬきには「うどんは別腹」ということばがあって間食やおやつのようにうどんを食べる習慣があるようです。また昔、農作業の忙しい田植え時期などにはうどんの玉が20(?)くらいは入った入れ物ごと買ってきて、田んぼのあぜ道で腰を下ろしてひとり10玉も15玉も食べて競争のようにしていたおじさんたちの姿が思い出として浮かんできます。今はもうそんな光景を見ることは少なくなりましたが、それでもうどん店に行くと平気で3玉入りのうどん「大」を注文している人の姿を見ることができます。

 

 さぬき人が集まってうどんの話をしだしたら1時間や2時間はその話題だけで、時間を過ごすことができるほど、うどんは食文化の一部になっています。

 このようなうどんのすばらしさを十分知った上で、それでもどうしても言わなければならないことがあります。うどんはもしかしたら香川県民の糖尿病や高血圧の多さに関係しているかもしれないのです。

 うどんを健康的に食べるためにさまざまな工夫が必要です。うどん好きの医師としてうどんを科学してみたいと思います。

comments(0)

超10ニュース

2009.06.23 Tuesday | category:-

 先日の田鍋友時さんの死去にともない、新しい男性最高齢が、京都府の木村次郎右衛門さんになったというニュース。

以下、Asahi.comより。


  <宮崎県都城市在住で113歳の男性が19日に死去したことに伴い、112歳で府内最高齢の木村次郎右衛門さん=京丹後市丹後町中野=が、男性の全国最高齢者になった。

 木村さんは、1897(明治30)年4月19日生まれ。家族と自宅で暮らしており、毎朝、新聞を1〜2時間かけて読んだり、テレビの相撲中継や国会の討論を見たりしている。たばこはすったことはなく、酒は10年ほど前にやめているという。

 長寿の秘訣(ひけつ)を聞くと、「食べ物に好き嫌いはない。食細くして命永(なが)かれ」。「日々の感謝の繰り返し」や「苦にするな嵐のあとに日和あり」をモットーにしているという。>



112歳のお言葉は、それだけで説得力あるというか、仏の教えのように固唾をのんで耳を澄まして聞くに値すると思う。有り難い・・・。

comments(1)

超10ニュース

2009.06.19 Friday | category:-

TBS Newsiから。

 男性の長寿世界一、宮崎県都城市の田鍋友時さんが19日未明、慢性心不全のため亡くなりました。113歳でした。
 生前、田鍋さんは「元気の秘訣は牛乳を飲むこと」と話し、新聞を読んだり、日記をつけたりするのが日課でした。
 「何と表現していいのかわからないくらい落胆しました。国の宝、県の宝を失ったような気持ちでいます」(宮崎県 東国原英夫知事)

>>県知事の「国の宝を失ったような気持ち」というのは、長寿に対する県トップの意識を端的に表しているように思うのですが、どうです、真鍋知事!香川県として、超10(長寿)運動をもっと熱心にやろうではありませんか!
comments(0)
スキーのストックに似たポール2本を両手に持って歩くノルディックウォークは、下半身だけでなく腕や肩をはじめとする上半身の筋肉も動かしますので全身をバランスよく鍛える効果があると言われています。

ポールが支えになって転びにくい上、背筋が伸びたままエクササイズが出来るので、血行が非常に良くなりますよ。

この度は、ウォールプロ・ウォーキングトレーナーによる簡単なノルディックォークの歩き方をご紹介しつつ一緒に歩いてみようと思います。

 ●期 日:2009年7月12日(日)小雨決行
 ●場 所:塩江キャンプ場  9:00前に集合
 ●コース:3キロ程度のコース (少々高低差あります)
 ●内 容:ノルディックウォーク・にこにこ健康体操
 ●対 象:二人〜組でご参加下さい。定員10名程度
 ●参加費:大人500円 (ポールレンタル 800円)
 ●準備物:履き慣れたシューズ・雨具・時計・筆記用具・
      グローブ・ポール・タオル・水

 ※ポールレンタル希望者は、事前にご連絡ください。

にこにこ健康塾 TEL:087−835−1024
        Mail:office.yamaoku@gmail.co
comments(0)

寄稿 〜田中眞治先生より〜

2009.06.11 Thursday | category:-

  ひとは自分一人だけが健康であることはできません。家族も社会も全体として健康でなければひとりひとりの健康も達成することはできないのです。

 病気になることを予防すること、病気を早期に発見すること、病気の治療成績を良くすることなどが医療の分野では中心的に取り組まれます。ところが、ここでもやはり医療従事者の努力だけではひとびとの健康が守れないことは明らかです。

 2008年、世界保健機構(健康の社会的決定要因)委員会の最終報告書が発表されました。その結果、住民の健康度を向上させるためには生活環境の改善、健康格差の改善、健康問題の理解と対策の評価など以下の8点が重要とのことでした。専門的用語が続くのですが以下に要約してみます。


1・社会格差が少ないこと

 どの社会でもその最下層部に近いほど平均余命は短く、多くの疾病が見受けられる。資産がない,教育が受けられない,不安定な仕事しかない,先の見込みのない仕事から抜け出せない。貧しい住環境である、家計が苦しいなどの状況が固定化して健康にダメージを与える。

2.ストレスが少ないこと

 ストレスの多い環境は人々を不安に陥らせ、立ち向かう気力をそぎ,健康を損ない、ひいては死を早めることもある。即に社会の下層部に位置する人は、よりいっそう病気にかかりやすい。長期にストレスにさらされると、感染症、糖尿病、高血圧、心臓発作、脳卒中、うつ病などを発症しやすい。

3.幼少期の健康

 成人の健康の基礎は胎児期と乳幼児期に形成される。妊娠中の栄養不足、母親のストレス、喫煙、飲酒、薬物乱用、母親の運動不足や不適切な出産前ケアなどが胎児の環境を損ない、その後の人生の健康を害している。乳幼児期の知覚・感情・感覚刺激による適切な脳の形成がその後の学校への適応や学習能力に影響をおよぼす。

4・労働環境と失業

 職場の人間関係などのストレスが健康状態を左右する。失業は健康上の危険を招くが、その危険性は失業者が多い地域ほど高い。仕事が不安定であると精神衛生の悪化(不安感、ゆううつ感など)、心疾患などをもたらす。

5・社会的支援

 よい人間関係はひとびとの健康保持に貢献する。コミュニティでの信頼関係があること、お互いを尊重すること、お互いに義務を負うことで人々は守られ同時に健康も保持できる。所得格差の大きい社会ほど社会的つながりが希薄になりやすく、凶悪犯罪が多くなる。

6・薬物依存

 アルコール・薬物・たばこなどの薬物依存は個人の責任であると同時に社会的・経済的に不利な状況と密接に関わっている。

7・食品

 良質で十分な食料の供給は健康な生活にとって重要である。食料不足や食事の偏りは栄養不良や栄養失調の原因になる。過剰摂取は心血管疾患、糖尿病、がん、肥満を引き起こす。肥満は裕福層より貧困層に多い。貧困層の肥満は安い加工食品を摂取することに原因がある。新鮮な野菜、果物、豆類を摂取し、糖分や塩分を控えること

8・交通機関

 自転車や徒歩、公共交通機関の利用には、運動量の増加、死亡事故の減少、社会との結びつきの深まり、大気汚染の減少などの利点がある。心疾患、糖尿病の予防はじめ高齢者のうつ病予防にもなる。

 

 これらのそれぞれについて香川県ではどのような状況であるのかについて検討してみたいと思います。                  

comments(0)

超10日記

2009.06.10 Wednesday | category:-

 滝宮公民館で行われている「生涯楽習講座」のひとつ、「麺打ち入門講座」に参加してきました。講座では、小麦粉から実際にうどんを作って食べるまでの過程を、座学と実践の両方で学びます。


粉と塩と水の割合など、基礎的なことから丁寧に教えてくれました。

粉からうどんになる過程は、写真を撮る余裕もなく・・・
できたばかりの麺がこちら!


それを湯でて


ざるうどんの出来上がり!


下の写真は、この公民館の館長、豊島さん。
実は、うどん打ちの名人です。
実にいい表情をされるこころやさしいボスでもあります。


うどんは、小麦粉と塩があれば作れることは、多くの人が知っていると思います。
あとは、麺棒などの道具を揃えると、家でも簡単にできることが分かりました。
うどん屋めぐりも讃岐の醍醐味ですが、来客があった場合には、自宅で手作りのうどんでもてなす!これが、最高!だと思ったのです。
女性は「おふくろの味」に、男は「男の手料理」に、うどん打ち、いかがですか?
「生涯楽習講座」というだけあって、人生の楽しみにうどんづくりを!と思っておられる方も多いようです。
comments(0)

香川 ノルディックウォーク 指導

2009.06.08 Monday | category:-

20090607ノルディックウォーク1日体験

スキーのストックに似たポール2本を両手に持って歩くノルディックウォークは、下半身だけでなく、腕や肩をはじめとする上半身の筋肉も動かしますので、全身をバランスよく鍛える効果があると言われています。

ポールが支えになって転びにくい上、背筋が伸びたままエクササイズが出来るので、血行が非常に良くなりますよ。

この度は、ウォールプロ・ウォーキングトレーナーによる簡単なノルディックウォークの歩き方をご紹介しつつ、一緒に歩いてみました。


これグッズ!


専用のポールがありますが、あれは、ノルディックウォークだけにしか使えないので、僕は、モンベルのポールを奨めています。クッションが入っているアイテムもありますが、無くても大丈夫です。10000円程度で購入できます。もちろん汗をかきますので、グローブも必要です。自転車用のグローブが機能的にもお奨めです。


今回は、初級講座ですので、峰山公園を利用しました。



お馴染みのにこにこ体操でウォームアップ。



下半身だけではなく、上半身も・・・



では、始める前に注意点をご紹介。だいぶんおしゃべりが上手になったなぁ。


初級講座ですので、ベーシックノルディックウォーク・ダブルアームエクササイズウォーク・シングルアームエクササイズウォーク・バリアブルスピードエクササイズウォークをご紹介。みなさん、非常に飲み込みが早いです。


一緒に歩いてみましょう。



ダブルアームエクササイズウォーク



シングルアームエクササイズウォーク



おさらいは、バリアブルスピードエクササイズウォーク


今までのウォークとは、全然違いますね。汗たっぷりかきましたよ。朝も早かったので、みなさん朝食は、軽めだったことでしょう。ですので、ここでちょっとティータイム。豆は、もちろんカフェ・チェレステのブレンド。


パーコレーターで珈琲を炊きました。



かにわしタルトのクッキーと一緒に・・・



天候は、良かったですが、峰山山頂は、涼しかったですね。



参加者からのお土産まで・・・



次回は、7月26日・9月29日・・・渓谷・島でのノルディックウォークも予定しています。それまでにポール・グローブを揃えて、今日の復習をしておいてください。

今日も大勢のご参加、ありがとうございました。 
comments(0)

超10日記

2009.06.06 Saturday | category:-

昨夜は、にこにこ健康塾の山奥塾長を交えて、メンバーと新しい取り組みの打ち合わせ。
健康づくりに気軽にお役立ていただけるプログラムが、7月から始動する予定です。
GW明けからというお話が延びているのですが・・・
お楽しみに!
comments(0)

超10ニュース

2009.06.02 Tuesday | category:-

 一般用医薬品(市販薬)の販売が変わりました。
市販薬を副作用リスクの高い順に第1〜3類に分け、第2類となる主な風邪薬や鎮痛剤と、ビタミン剤などの第3類は、薬剤師の免許がなくても、「販売登録者」がいれば販売可能となる。
私たち消費者からすれば便利になる一方で、飲み合わせなどによる危険を指摘される専門家もおられます。例えば、かかりつけ医から処方されている病気の薬を常用している人が、スーパーで鎮痛剤を勝手に選んで飲むと、素人には分からない副作用が起こりうる危険があるというものです。
自己責任といえばそれまででしょうが、当分は、慎重に医師や薬剤師などに相談するのが堅実かもしれません。

comments(0)