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2014.12.11 Thursday | category:-
超10医療 〜田中眞治医師の寄稿〜
2014.12.11 Thursday | category:超10医療
超10医療 〜田中眞治医師の寄稿〜
2014.09.28 Sunday | category:超10医療
厚生労働省が発表した平成24 年簡易生命表によると、男の平均寿命は79.94 年、女の平均寿命は86.41 年と前年と比較して男は0.50 年、女は0.51 年上回りました。主な年齢の平均余命をみると、男女とも全年齢で前年を上回り、また、平均寿命の男女差は、6.47 年で前年より0.01 年増加しました。
都道府県別の平均寿命は平成22年のデータが発表されていますが香川県は男が79.73年で全国16位、女が86.34年で全国24位でした。
私たち超10の取り組み目標は香川県の平均寿命を男女とも10位以内にすることですがなかなかその成果がみられません。
山形県は平成17年から平成22年の5年間で男の平均寿命を78.54年(全国28位)から79.97年(9位)までいっきに1.43年伸ばしその伸び率は全国1位でした。山形県のホームページからその原因を抜粋すると「「山形方式・医師看護師生涯サポートプログラム」に基づく医師看護師確保やドクターヘリの導入、日本海総合病院救命救急センターの整備、全国2番目となる大人の救急電話相談など医療提供体制の充実が図られるとともに、喫煙率や成人肥満者の割合が減少し平均寿命が延びるなど県民の健康水準も向上しました。」と記載されています。
また香川県の健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均)は男69歳で全国38位、女が72歳で42位とかなり悪い成績です。香川の健康を守る取り組みをもう一度原点に返って見直す必要がありそうです。
超10医療 〜田中眞治医師の寄稿〜
2013.07.26 Friday | category:超10医療
『団塊の世代 わが責任と使命 戦後なるものの再建』(1999年、PHP研究所)
『われら戦後世代の「坂の上の雲」』(2006年、PHP新書)
などの著書があり、団塊の世代がこれからどのように生きて行くべきかについて盛んに発信しています。雑誌「世界」2013年7月号には以下のような記事を寄せています。以下抜粋します。
「団塊の世代を中核として進行する高齢化社会の到来は、全く新しい次元で日本社会を揺さぶることを認識しなければならない。・・・自らが主体的に考えて参画しない限り、なすべき何者もない存在が彷徨い始めるのである。団塊の世代は正念場を迎えている。・・・改めて団塊の世代は「ひとりひとつのNPO NGOへの参画」ということを主張したい。」
先月、私はこのブログで「地域のこどもがおとなたちと一緒に学びながら地域の実態を観察して「どんぐり」や「苗」を育てそれが防災、東北支援、孤立予防、健康作りなど社会的な貢献をしているという実感が得られるとすばらしいなと考えます。そのために団塊の世代のひとびとが必要とされています。」と主張しましたが私と全く同じ主張をしている批評家、知識人の存在を発見して大変うれしく思っています。
しかし、問題はこれからです。団塊の世代の人々がどのようなかたちで「ひとりひとつのNPO NGO」に参加していくのかについてCHO-10としても考え発信して行く必要があるのです。長年勤務した会社を退職し、ひとりの個人となった多くは60才代の男性のエネルギーをボランティアやNPO、NGOの活動に集めていくためにどのような方策があるのでしょうか。
まずは、団塊の世代の人々がこの香川県、高松で現在どのような状況で生活しているのか、どのような希望があるのかなどについて小規模でも調査研究が必要です。団塊世代の人々の購買傾向等の市場調査の結果については世の中に出回っていますが、今必要なのは、団塊世代の人々が今度は会社のためではなく、世の中の役に立つために力を発揮することができる様々なプログラムの開発だと考えます。緩やかに束ねられたこの世代の人々がいきいきと高齢期を過ごすことは日本の未来を明るくするものであるし、希望を後世に与えるものになるはずです。